ここでは当ルームの不登校支援の特徴についてお話しています。
多くの不登校支援は〇〇特化型支援
多くの不登校支援は、
いわばノウハウ特化型支援です。
これは「どうすれば学校に行くのか」という視点だけで、
不登校支援をしようとする方法です。
例えば、私が聞いた方法であれば、
「校門まで行ってタッチして少しずつ慣れていく」
と言うのもあります。
他にも・・・
- スマホの時間を約束させよう
- 家の中にルールを入れよう
- まずは朝晩散歩をして昼夜逆転を直そう
- 褒めて自信をつけさせよう
- 良いところを見つけよう
- 食事は同じ時間に取らせよう
- 何事も否定せずに話を聴こう
様々です。
こうしたノウハウのみで支援をすると、
最終的には行き詰ってしまいます。
なぜなら子どもの理解が不十分なまま
支援をしていくためです。
はぴっとの支援は〇〇特化型支援
当ルームの不登校支援は、
- 親が子どもを理解し、
- 親子の絆を深めていき
- 親子が成長していく
この3つのステップを通して解決を目指していきます。
いわば関係構築特化型支援です。
子ども理解と親子の関係という土台に焦点を当てていき、
解決に至ります。
親子の絆が深まると、
子ども自身が安心して自分の将来に向かって
頑張るようになります。
この土台を作り出すことが
不登校解決の近道となります。
また、このやり方は子どもだけではなく、
親自身も生きづらさを克服したり、
自分らしく生きていく方法が見えてくるなど、
親の幸せにもつながっていきます。
子どもを支援するときの大事な順番
私が常にお伝えしていることとして、
不登校支援の順番があります。
それは・・・
子どもを理解してから、
どうするべきかを考えていく
ということです。
私のカウンセリングでは、
この順番を徹底して守ります。
子どものことがわからないうちは、
何もしない方が却ってよいくらいです。
ただ、いろいろと試してみてもし悪化したとしたら、
それはチャンスです。
なぜなら、
「そのやり方は子どもに合わなかった」
という理解する材料が手に入ったということです。
実はすべては
「その子を理解する材料」と言えます。
その繰り返しで、子ども理解を深めていき、
その子に合った関わり方を試行錯誤して試していく。
そうすることで、少しずつ
親子の絆が深まっていき、
不登校解決の糸口が見えてきます。
その糸口は「待つ」かもしれませんし、
親が「動く」ことかもしれません。
逆に子どもに「合わせていく」ことかもしれません。
大切なのは、
「その子のことを理解する」ことが最初だということ。
そして、親子の絆を深めていくような関わりをしていくということです。
この順番は子どもが魔法をかけられたかのように
劇的に変わるということはありません。
ただ、親も楽になり、
「この子はこう関わればいいんだ」と
確信をもって関われるようになるので、
安定してお子様の成長を支えることができるようになります。
それこそが本当の解決である
「子どもが幸せに生きる力を獲得する」
ということにつながっていくのです。