ここでは当ルームの大事にしている不登校支援のスタンスや考え方についてお話しています。
学校復帰は不登校解決のゴールではない
当ルームの特徴として、「学校復帰をゴールとしないこと」が挙げられます。
多くの不登校の相談施設では、「学校に戻すこと」をゴールとしていることが多いです。
特に「復学支援」の場合は、学校復帰を明確なゴールとしています。
しかし、当ルームは「学校復帰」はゴールとしてはいません。
実は学校復帰に拘ると、不登校支援は高い確率で失敗します。
「幸せに生きる力」に着目した解決を目指す
当ルームでは不登校解決のゴールを以下のように明確に定めております。
「子どもが幸せな人生を送れること」
学校に行くことだけに拘ってしまうと、たとえ学校に行けたとしても根本的な解決に至らないケースが多々あります。
学校に行った、卒業した、大学までいったけど、
大学で再度行けなくなり、留年→退学となって、ニート状態になった。
こういうケースは結構聞きます。
そうではなくて、例えば
高校まで学校に行けなかったとしても、
高卒認定資格を取得し、大学では生き生きと頑張って、
その後社会でも活躍できる!!
どちらが本当のゴールでしょうか?
また、学校に行ったとしても、
親子関係は最悪のまま大人になってしまうケースもあります。
大人になってから親子関係を修復するのは至難の業です。
「親子ともに幸せな人生を送れる」
これこそが不登校の本当の解決であり、
当ルームのカウンセリングで目指しているところです。
親子の絆に着目した不登校支援
そのためには親子関係を改善していくことが、最初の課題となります。
学校はどうするの?
将来はどうするの?
これらからどうするの?
実はそうした話し合いは、ある条件が必要になります。
それは親子関係が良好であることです。
親子関係が悪化した状態で進路を決めてしまうと、高い確率で再不登校となり、より悪化してしまう可能性があります。
そのため、当ルームでは親子関係の改善に着目したカウンセリングを念頭に実施しています。
適切な不登校理解に根ざした助言
よくスクールカウンセラーに相談に行くと、
「うん、うんと聞くだけで何もしてくれなかった」という声を聴きます。
また「子どものことを聴いても、答えてくれなくて、
どうしたらいいか余計わからなくなった」
というお母さんもいます。
実は多くのカウンセラー(臨床心理士含めて)は、
不登校についての知識がほとんどありません。
そのため、なぜ子どもが学校に行かなくなったのかわからないのです。
一生懸命話を聴いてくれるのですが、
明確なアドバイスや「こうしたらいいよ」という
情報提供はしてくれないことが多いです。
当ルームでは
不登校の原因について明確な答えと、
不登校を解決するためのノウハウ
を確立しています。
そこから親子関係を改善し、
親子が成長していくことを通して、
本当の不登校解決を目指します。
学校に行けなくなった原因を理解し、
そしてお父さん、お母さんが適切な関わり方を
学んでいくことで親子の絆を深めていくのです。
それこそが、不登校解決カウンセリングが
他のカウンセリングルームとの大きな違いです。
親から始まる不登校支援
当ルームでは基本的にお父さん、お母さんの
カウンセリングが中心です。
お子様にカウンセリングをすることはほとんどありません。
その理由として、お子様にカウンセリングをするよりも、
親がカウンセリングを受けた方が効果が高いためです。
例えば、お子様がカウンセリングでよい変化が表れたとしても、
お父さん、お母さんの理解が不十分であれば、
かえってお子さんの成長の足を引っ張ってしまいます。
しかし、保護者様がカウンセリングでどんどん変化すれば、
保護者がお子様に適切なサポートができるようになるので、
相乗効果で親子ともに良い変化が起こります。
これは私がグループワークやカウンセリングの経験から
確信を持って言えることです。
今までお父さん、お母さんのカウンセリングのみで、
ひきこもりの子が家から出たり、
リストカットが改善したり、
復学したケースをたくさん見てきました。
そのため、当カウンセリングルームでは
「親から始まる不登校支援」を
モットーにしたサポートを行っております。
こんなお母さん、お父さんが受けると効果的
- 元気に笑顔で学校に行ってほしい
- 子どもに幸せな人生を送ってほしい
- 子どものことをもっと理解したい
- 自立した子に育ってほしい
- 家族の絆で不登校を乗り越えたい
- 親としてもっと自分らしく生きたい
上記のような思いを持っておられるお父さん、お母さん。
よろしければカウンセリングを受けてみませんか?
なぜ学校に行かないのか、どう理解して関わればいいのか。
一気に見えてくるようになります。
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